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建設

一人親方が労災保険特別加入する際に健康診断は必要か【建設業】

一人親方が労災保険特別加入する際に健康診断は必要か。

従事している業務によって必要の有無が決まります。

この記事で書いていること

・建設業に関して特殊健康診断が必要となる業務
・費用
・受診時期
・加入後

以上、説明します。

一般健康診断の受診は必要なし

とはいえ、特別加入に際して必須ではないだけ。

健康診断を受ける必要がないということではありません。あしからず。

健康診断が必要となる業務

粉じん作業を行う業務

3年以上従事していた場合、じん肺健康診断が必要となります。

該当業務はこちらをご参照ください。
じん肺:粉じん作業-労働者健康安全機構

身体に振動を与える業務

1年以上従事していた場合、振動障害健康診断が必要となります。

該当業務はこちらをご参照ください。
振動障害予防のために-厚労省

鉛業務

6か月以上従事していた場合、鉛中毒健康診断が必要となります。

該当業務はこちらをご参照ください。
鉛または鉛含有物を使用する作業-厚労省

有機溶剤業務

6か月以上従事していた場合、有機溶剤中毒健康診断が必要となります。

該当業務はこちらをご参照ください。
有機溶剤中毒を正しく使いましょう-厚労省

必要な費用は?

費用は国が負担します。

交通費は各個人でご負担となります。

申請前に受ける?後でもいい?

申請後、特別加入を申請した団体から診断の有無を判断してもらいます。

必要であれば一定期間内に指定された病院で受診することとなります。

毎年受けなきゃ?

加入時に行えばその後必要となることはありません。

最後に

健康診断の結果、異常が認められる場合は特別加入ができません。

保険をかけて仕事をするよりも、治療に専念してくださいということですね。

以上です。

おしまい。