こんにちわ
あいつです。
本日もカソツーの勉強記事を配信していきます。
前回の記事「ポルカドットの特徴とは」の続きです。
2022年、大注目なAstar Networkについて学んでみます。
Stake Technologies pic.twitter.com/2YqReDDkHp
— 渡辺創太 v2.0(Astar&Shiden Network) (@Sota_Web3) December 10, 2021
ちなみに!
2022年1月17日、大手取引所に上場
・Gate.io
・OKEx
・フォビグローバル(Huobi Global)
そしてついに!!!
Binance上場!
それではサクッと解説してみます。
Astar Networkとは
Astar Networkは
STAKE TECHNOLOGIES PTE.LTD.
(ステークテクノロジーズ)
上記の法人(シンガポール拠点)が開発するパブリックブロックチェーンです。
2019年創業、創業者は渡辺創太氏(日本ブロックチェーン業界理事)、日本人です。
ポルカドットの目的の一つにインターオペラビリティ(相互運用性)を高めることがありました。
ポルカドットはさまざまなブロックチェーンを繋げる役割です。
しかし、ポルカドット本体はスマートコントラクトを構築することができません。
そこで
ポルカドットのスマートコントラクトプラットフォームとして開発された
Astar Networkの登場です。
歴史
旧Plasm Network。
創業当初からPolkadotエコシステムを牽引してきています。
2021年1月にPolkadotのテストネット接続に成功しました。これは世界で初めてのことでした。
2021年9月よりAstar Networkに改称されました。
分散化が実行できた時、ステークテクノロジーズという会社は解散するとも言われておりますし、オンラインミーティングではDAOにしていくことを目指しているとも言われていました。
2021年12月3日
約10,000,000DOTsを集め3番目のパラチェーンスロットを獲得。
ステイクテクノロジーズ CEO 渡辺創太氏にインタビュー
あたらしい経済編集部はステイクテクノロジーズのCEOである渡辺創太氏に、パラチェーン獲得について次のようにコメントをもらった。
「世界中から4週間で10万人を超える参加者の皆さんから10,000,000 DOTs、日本円にして約450億円相当を集められ、世界中の人々から応援いただけたことを非常に嬉しく思います。来年年始には本格的にメインネットをローンチしweb3.0の基盤を作るべくPolkadotエコシステム内外で勝負してくので引き続き応援よろしくお願いします」
引用元:あたらしい経済
Astarの強み
はい、ではAstar Networkは何を行うプロジェクトなのか。
主に以下の3つ
dAppステーキング
開発者へのベーシックインカム的なものです。
開発者はAstar/Shiden Networkで分散型アプリケーション(dApps)を構築した報酬を受け取れる。
また、ユーザーはこのプロジェクトにステーキングすることにより報酬を獲得できます。
目的は開発者へのベーシックインカム・評価としてなのかな、と思います。
イーサリアムやポリゴンなど様々なブロックチェーンがありますが
ブロックチェーンプロトコルにおいて、貢献度が高いのは開発者であり、
開発者に対してインセンティブ(報酬)が必要と考えているようです。
このインセンティブ設計であれば開発者とともに健全にエコシステムが広がっていくのだと期待します。
X-VM(クロス・バーチャル・マシン)
ちょっとむつかしい言葉ですので、簡単に、とても簡単に。
まず、「EVM」(イーサリアム・バーチャル・マシン)という言葉があります。
イーサリアムのスマートコントラクト、トランザクションを実行する環境のことです。
そして、「WASM」(ワスム WebAssembly)という実行環境もサポートしている。
つまりどちらもサポートしているため
X-VM(クロス・バーチャル・マシン)
ということなのです。(雑)
ポルカドット上のdAppsハブ
冒頭にも言いましたが、ポルカドット上でスマートコントラクトを構築します。
ポルカドットの相互運用性を高めていきますが、ブリッジも複数実装し、
イーサリアムやソラーナなど規格の違うチェーンとポルカドットエコシステムを繋ぐ役割も担っていくでしょう。
他のパラチェーンの特徴とAstarとの違い
ポルカドットには他にもパラチェーンが存在します。
そのうちのいくつかをご紹介。
Acala Network
AcalaはDeFiやDEX(分散型取引所)など、分散型金融サービスをポルカドットに提供します。
2021年11月19日
パラチェーンスロット獲得。
ネイティブトークンは
Acala公式サイトはこちら
Moonbeam Network
イーサリアム互換のスマートコントラクトパラチェーン
Dappステーキングなし、WASM非対応という点でAstarとは大きく異なる印象です。
2021年11月26日
パラチェーンスロット獲得。
ネイティブトークンは
Moonbeam公式サイトはこちら
Parallel Finance
Polkadotエコシステムでの貸付、ステーキング、および借入を提供する分散型マネーマーケットプロトコルです。
特にDeFiに力を入れているようです。
ネイティブトークンは
Parallel Finance公式サイトはこちら
Clover Finance
Ethereum、Polkadot、Solana、Binance Smart Chain、Fantom、Avalanche、Kusamaなどその他の多くのブロックチェーンに接続できます。
また、分散型ファイナンスのアプリストアを展開するようです。
Astar Networkは、Web3.0のためのスケーラブルで相互運用可能なインフラストラクチャとして機能します。
以下の点に関して特に力をいれてると感じます。
・開発者がインフラにストレスなくスマートコントラクトプラットフォームを構築できること。
・AstarからPolkadotへ接続することで「価値」の移動をシームレスなものへと変化させる。
日本発のプロジェクトです。
我々日本人にとって、使いやすいサービスが生まれる予感がしますのでかなり期待しちゃいます。
2022年1月17日
Gate.io、OKEx、フォビグローバル(Huobi Global)上場。
2022年2月28日
Binanceに上場!
Gate上場直後の上昇率はすごかったです。
しばらくチャートを眺めてました。笑
こんなに早くバイナンスへの上場も果たすとは…おめでとうございます。
以上、あいつ的に期待もこめた勉強&考察記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おしまい。